私達は、「食べる」ことと「呼吸する」ことで、生命を維持しています。

「食べ物」という字は、「人に良い物」と書きます。

食べた人の状況に合わないと病気を発生したり、副作用として不調を招くことになります。

その人に良い食べ物が、誰にでも良い食べ物とは限りません。
食べ方で薬にも毒にもなります。

薬膳とは、中医学に基づいた食養生の方法で、「食べ方の医学」です。

大きな病気ではないけれど、何か気になっている体の不調や症状などはありませんか？

私は自分の体調不良がきっかけで薬膳を学び始めました。

子供の時からかなりの冷え性で、冬場になると手も足も全部の指にしもやけができていました。

大人になると改善される人が多い中、私のしもやけはずっと続いているという冷え性でした。

30代の後半に、喉に何かがつかえているような違和感を感じたり、全く声がでなくなり話せなくなった時がありました。

変だと思っていたので、内科と耳鼻科へ行きましたが特に異常はないとの診断結果でした。

なんとかしたいと調べている時に、中医学　薬膳に出会いました。

中医学では病気になってから治療するのではなく、ならないように未然に防ぐという未病治療や食べ方（薬膳）や養生法等を学び、意識していくうちに体調は回復していきました。

食べ方や気の状態は、体に大きく影響していると感じました。

薬膳というと、にがいもの、特別な生薬を使って料理するもの、煎じるもの、時間がかかるもの…というイメージでしたが、薬と食べ物もその源は一緒なので、スーパーで売っている身近な食材で簡単に作れるごはんを食べたり、お茶を飲むようになりました。

○○がいいよーと流行っている食べ物でも体はみんな同じではないので、みんなに良いというものではありません。

季節や体調に合わせた薬膳茶はいかがでしょうか。
お茶は無理なく毎日続けられるので、病気になる前に小さなできる事の1つとしておすすめしたいです。

ストレスをなるべくためずにリラックスして、少しでも気分よく過ごしていく人が増えたらいいなと思い、薬膳をお伝えしています。
 
お茶を飲む時間が、小さなhappyでありますように。